バースルート（1991年生、母ヨドセローナ）

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

9月12日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ローブモンタントに交わされて2馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

3歳（1994年）

1月29日、中5週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハッケンオーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンデーファストに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（7戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた13戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（9戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フィールドハチスケに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（10戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタイハスラーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた18戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のワイルドステップに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月17日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の夕月特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（12戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の六社特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のサクラローレルに1馬身3/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月13日、中3週で迎えた22戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。