コアレスアタック（2004年生、母ハイブライティア）

コアレスアタック（2004年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋攻撃」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウェイオブライト（当時8歳）と交配したハイブライティアが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方14戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2-2。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

8月19日、デビュー戦は南井大志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は544kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したベルモントプロテアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4歳（2008年）

10月26日、約26か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、みかんカップ（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、坂森四郎還暦祝杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、一般B4-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた5戦目は、一般B3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キクノインプレスに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月9日、連闘で迎えた6戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般B4-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5歳（2009年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイワギャラントに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヨシブレイクアウトに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のモレタニアをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウキオマージュに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月22日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシブレイクアウトに5馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイワギャラントに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、ターフ馬友の会☆砂の質記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。