ナヴィリオ（2018年生、母ナターレ）

ナヴィリオ（2018年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリアのミラノにある地区。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時9歳）と交配したナターレが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2021年の馬い!八丈島青レモンを食べよう記念(一般C2六七)。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月11日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

10月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

3歳（2021年）

2月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

7月21日、中7週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティブーツ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月29日、中5週で迎えた11戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

10月28日、中8週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島青レモンを食べよう記念（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマナカフナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月30日、中4週で迎えた13戦目は、犬吠埼賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ミスティックライツにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、滑川のお米谷津田米賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、馬い!江戸前千葉飯塚店（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた16戦目は、一般C1三四五イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったステラストラータに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた17戦目は、くじら座2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、みどりの日賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月24日、中6週で迎えた19戦目は、荷風賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のロッソアモーレをハナ差振り切って2勝目を手にした。

7月26日、中4週で迎えた20戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、馬い!甘いレナパイナップル発売記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月5日、中0週で迎えた21戦目は、VTuber鳳玲天々記念（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、馬い!江戸前千葉海苔発売記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、勝ったシャドウモノリスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた23戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、葉鶏頭賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた24戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、爽涼賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた25戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた26戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、リゲル賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた27戦目は、馬い!じじちゃんの燻り大根記念（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5歳（2023年）

1月19日、中3週で迎えた28戦目は、シュンラン賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた29戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、アルデラミン特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月23日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた31戦目は、サンダースライダー賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したハクサンセレーネを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた32戦目は、馬い!祝!八肥の会200回記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた33戦目は、日本刀賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったショウネンジダイに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月28日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1二三四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（12戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた35戦目は、パキラ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた36戦目は、リゲル賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（14戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったガーベランクイーンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中2週で迎えた37戦目は、プラタナス特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（15戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキャッスルシオンに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6歳（2024年）

1月19日、中3週で迎えた38戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、スイートピー賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3月7日、中6週で迎えた39戦目は、桜月特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月12日、中4週で迎えた40戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、玄鳥特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。