シャドウモノリス（2018年生、母サンテミリオン）

シャドウモノリス（2018年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+フランスのサンテミリオンにある教会の名前」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時10歳）と交配したサンテミリオンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月8日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特例（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月30日、中4週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の馬い!江戸前千葉飯塚海苔記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレジュールウールに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2022年）

1月12日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイテンタイセイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月15日、中4週で迎えた9戦目は、おかげさまで常陸牛2020一万頭達成記念（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

デビュー前

佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。

2月28日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、一般C2一二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての12番ゲートからスタート。出走取消となった。

3月22日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

4月11日、中2週で迎えた11戦目は、ヤエザクラ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナインゲーツに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、みどりの日賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のジュエルケイヴをアタマ差振り切って4勝目をマークした。

6月3日、中3週で迎えた13戦目は、ナツツバキ特別（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジュエルケイヴに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月4日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（7戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた15戦目は、馬い!甘いレナパイナップル発売記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（8戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジュエルケイヴに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中3週で迎えた16戦目は、馬い!江戸前千葉海苔発売記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のナヴィリオに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月26日、中4週で迎えた17戦目は、彼岸花特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトミケンゲヌークに8馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月27日、中3週で迎えた18戦目は、読書の日特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（11戦6勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

5歳（2023年）

2月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた19戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、春告鳥特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた20戦目は、DIGITAL賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンビシャスサルーに8馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

4月13日、中3週で迎えた21戦目は、カシオペア座特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（13戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のヨウコウに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月3日、中2週で迎えた22戦目は、鍾馗賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（14戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ヨウコウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月21日、中6週で迎えた23戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ファンシーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた24戦目は、納涼特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のスイフトランナーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月23日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、大福山特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた26戦目は、柊特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（16戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた27戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、風花特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のメイショウタニカゼをクビ差振り切って10勝目を達成した。

6歳（2024年）

1月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた29戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた30戦目は、よみうりランド大観覧車賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（17戦9勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた31戦目は、卯月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（18戦9勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。