ケンロクタカオー（1994年生、母ヴァーデビルレディー）

ケンロクタカオー（1994年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時6歳）と交配したヴァーデビルレディーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は雨堤牧場。戦績は、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年のおひつじ座特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

矢作和人厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

1月31日、デビュー戦は秋吉和美騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバサージェントから2馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋吉和美騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベンアルバートに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋吉和美騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンカンノゾミに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のアネモネ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋吉和美騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャットスペシャルからクビ差の2着に甘んじた。

4月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋吉和美騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月19日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋吉和美騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーストビクトリーからクビ差の2着に甘んじた。

10月11日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋吉和美騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋吉和美騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中5週で迎えた9戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1998年）

3月29日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋吉和美騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

5歳（1999年）

1月3日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、藤村和生騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したディナーレストランを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸びを見せたが、伸びてきたヒノモトショウグン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、獅子座特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワキシュウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5月9日、中3週で迎えた15戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャインロバリーに2馬身の差をつけて制した。

6歳（2000年）

3月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホクトアーサーを半馬身振り切って久々の実戦をモノにした。

3月23日、中2週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた19戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた21戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

7月12日、中2週で迎えた22戦目は、アンタレス賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。