ジャストメンバー（2019年生、母サチノストリート）

ジャストメンバー（2019年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時14歳）と交配したサチノストリートが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカタオカフアーム。2022年の東京ダービートライアルで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カタオカファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、山田祐三によって275万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

8月11日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシーモアドリームに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の沙流川オートキャンプ場賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリンクスターツを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後はスイングステートと並んで2着同着となった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイレーネを凄まじい末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのトパーズ特別（門別ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月29日、中7週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のTCK×天才バカボン賞 202.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブルースカイラニに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2022年）

1月26日、中3週で迎えた9戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月31日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた14戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったトーセンエルドラドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の白百合特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったコスモファルネーゼにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた17戦目は、ニュートラック福島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。