レース展開

リンカイテンが端を切る形、そのすぐ後ろを進むレディーアーサー

リンカイテンが端に立ち、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にレディーアーサーが続く。その後ろ、リコーヴィクターが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、エルナンデスは中団前目。ラリュヌブランシュは中団馬群の真ん中を追走。ラブラブパイロは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと運ぶのはコスモポポラリタ。後方2番手の位置で力を温存するのはジャストメンバー。殿にヴァンクリーフがいる隊列で最初のコーナーを通過。

チューリップ特別、ラブラブパイロが低評価をひっくり返す様な見事な走りで勝利を収める

先頭はリンカイテンとレディーアーサーでリードは1馬身。リコーヴィクターが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のリコーヴィクター。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいた8番人気のラブラブパイロがグイグイと終いの脚を伸ばしてリコーヴィクターを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のリコーヴィクターから半馬身差の3着には、後方3番手の位置から息の長い末脚を繰り出したジャストメンバーが入った。2番人気のラリュヌブランシュは中団後方にいたがいいところなく7着に敗れた。