ピンダロス（1995年生、母ヴエイグドリーム）

ピンダロス（1995年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時7歳）と交配したヴエイグドリームが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方22戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤竹男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったメイショウノブシに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月18日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエアブレイブを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月3日、中5週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

11月18日、中6週で迎えた8戦目は、ゴールデンスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバリッドペニーから2馬身差の2着となった。

12月20日、中4週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

4歳（1999年）

12月25日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

5歳（2000年）

2月19日、中7週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月2日、中9週で迎えた12戦目は、’00フレンドリーサドル特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、皐月特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた15戦目は、’00フレンドリーサドル特別（3）（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月3日、中9週で迎えた16戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマザブルから2馬身半差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般B（上山ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホーカイザーに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキハンターに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般B（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコウグリーンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、羽黒山特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

12月11日、中3週で迎えた22戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッケルスイソから5馬身差の2着に敗北した。

6歳（2001年）

4月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、大屋梅特別（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサターンから半馬身差の2着となった。

5月20日、中2週で迎えた24戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマキハタトップダンに半馬身の差をつけて制した。

6月11日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、三陸リアス特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた26戦目は、ルビー特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた27戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、中6週で迎えた28戦目は、一般B2イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（5戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（6戦3勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（7戦3勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた31戦目は、オパール特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた32戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（2002年）

2月3日、約3か月の休み明けで迎えた33戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。