エイムアンドエンド（2015年生、母ロフティーエイム）

エイムアンドエンド（2015年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「究極の目的。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時8歳）と交配したロフティーエイムが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。2018年の共同通信杯(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月21日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

11月18日、中3週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノマメフクを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

3歳（2018年）

1月14日、中7週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた4戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

7月1日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月29日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

12月9日、中5週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の気力でひたむきに粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のビーカーリーを半馬身振り切って優勝

4歳（2019年）

4月27日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の秩父特別（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのいわき特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5歳（2020年）

2月16日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの瀬戸特別（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

7月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの天の川賞（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

8月30日、中6週で迎えた15戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月24日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

6歳（2021年）

2月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレイテストを3/4馬身差し切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月27日、中2週で迎えた19戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの幕張ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったウインカーネリアンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月10日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上3勝クラスの船橋ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの晩春ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6月20日、中7週で迎えた22戦目は、3歳以上3勝クラスの多摩川ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

8月7日、中6週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの新潟日報賞（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（4戦1勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず17着に敗れた。

10月16日、中9週で迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの白秋ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

12月12日、中7週で迎えた25戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（2022年）

1月23日、中5週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエミーリオから3馬身半差の2着となった。

2月19日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伴啓太騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴァーダイトから1馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伴啓太騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウユウスイに1馬身3/4の差をつけて4勝目をゲットした。

8月20日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で伴啓太騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2022年9月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。