ケイテイドリーム（1999年生、母トミヤドリーム）

ケイテイドリーム（1999年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホノブルボン（当時10歳）と交配したトミヤドリームが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦6勝2着3回。2002年のトパーズカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西川富岡牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

8月17日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケーテンビーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

11月12日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったボロナイビューティから2馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーアンズに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月24日、中3週で迎えた5戦目は、2歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカモトスキャンから3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のボロナイビューティに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月28日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のやまびこ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライトマローダーに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノトップランをクビ差制して勝利を手中に収めた。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のバンフレッシュに1馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月25日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦6勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のトパーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（12戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスズランロードにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳戦のエルフィン賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は村上忍騎手（13戦6勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2003年）

5月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた17戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、北斗七星賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた18戦目は、嶋村彰直騎手を鞍上に迎えて、ポインタース賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた19戦目は、スタールビー賞（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋村彰直騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた20戦目は、スピカ賞（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋村彰直騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

5歳（2004年）

4月21日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。