ラザレフ（2015年生、母オシャベリコパ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉川朋宏によって356.4万円で落札された。

2歳（2017年）

10月4日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は525kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エイシンネイティヴに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシグラップドゥースに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた5戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（2018年）

2月9日、中6週で迎えた6戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のラピッドハーバーに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月13日、中4週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月25日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた9戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

6月7日、中2週で迎えた11戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月16日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の園田サマーチャレンジ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた13戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

10月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4歳（2019年）

1月30日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、ジョイホース浜松開設6周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

6月13日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、稲妻賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、カササギ賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた19戦目は、トウザヨリ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。