ピーチブルーム（1988年生、母ノーザンクリアー）

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月3日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

5月4日、中8週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナザレーナを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

6月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岸滋彦騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセカンドシーザーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岸滋彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンファイヤーをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月25日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岸滋彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のカルストンフェイスに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

11月10日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい18着に終わった。

12月14日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（8戦3勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の飛鳥ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（9戦3勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のうずしおステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（10戦3勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月10日、中4週で迎えた16戦目は、朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（11戦3勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のパリスハーリーをハナ差振り切って4勝目を獲得した。

5歳（1993年）

3月6日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定戦のうずしおステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（12戦4勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月3日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、ハンデ戦の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（13戦4勝）。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた19戦目は、上賀茂ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（14戦4勝）。17頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた21戦目は、垂水ステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（15戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の水無月ステークス（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（16戦4勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた23戦目は、ジュライステークス（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（17戦4勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた24戦目は、やまなみステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（18戦4勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（19戦4勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。