トシザヒリュウ（2000年生、母ミスリレハンメル）

トシザヒリュウ（2000年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のサチエノヒリユウ（当時22歳）と交配したミスリレハンメルが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方29戦2勝2着3回。2002年のはがくれ賞(アラ系2歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、上村叶によって241.5万円で落札された。

上川薫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2002年）

7月7日、デビュー戦は新原健伸騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

11月9日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた6戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキヨノサウンドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月16日、中8週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月1日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は新原健伸騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月21日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（13戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（14戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレースクインに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月31日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノヒリュウに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

9月21日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（16戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（17戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（18戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイウッドを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月27日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（19戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（20戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキタノヒリュウを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

1月25日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（21戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。