セカイイチ（1996年生、母マツノクロユリ）

セカイイチ（1996年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時15歳）と交配したマツノクロユリが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は宮本好弘。戦績は、地方31戦9勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の風薫る特別(アラ系一般B2)。

経歴

デビュー前

弓削和彦厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1998年）

7月13日、デビュー戦は久保河内健騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシボウヒットに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保河内健騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保河内健騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスブライアンから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月16日、中2週で迎えた7戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルランナーに1馬身の差をつけて優勝

2月21日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクィーンマーベルに4馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

7月25日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦の全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダガーノブから1馬身差の2着となった。

9月18日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノパートナーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月10日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメジャーロードに1馬身の差をつけて制した。

10月31日、中2週で迎えた14戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイクノブライトから5馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマナミセンプーからクビ差の2着に甘んじた。

12月19日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺博文騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺博文騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のランニングワールドに8馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、さざんか賞（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺博文騎手（13戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューシンシンから半馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダーバーグマンをクビ差制して7勝目を掴み取った。

3月18日、中3週で迎えた22戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、福山競馬チャンピオンジョッキー杯（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシボウヒットから半馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた24戦目は、春の海特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保河内健騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルカイザーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月14日、中1週で迎えた25戦目は、青葉賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保河内健騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーバーグマンから3/4馬身差の2着となった。

6月3日、中2週で迎えた26戦目は、風薫る特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保河内健騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダーバーグマンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、五本松特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保河内健騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中6週で迎えた28戦目は、夏蝉特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保河内健騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月16日、中5週で迎えた29戦目は、秋草特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で久保河内健騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2001年）

2月19日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、ねこやなぎ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた31戦目は、中川浩行騎手を鞍上に迎えて、春風特別（福山ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。