シアワセノレシピ（2006年生、母ホワイトシルバー）

シアワセノレシピ（2006年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時10歳）と交配したホワイトシルバーが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は築紫洋。戦績は、地方45戦5勝2着2回。2008年のローレル賞(牝S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

7月21日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月27日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオーラシオンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の龍珠特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のスピードチャールズに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月31日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳S1のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦2勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3歳（2009年）

2月11日、中5週で迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S3のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の内外タイムス盃（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月12日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

7月31日、中6週で迎えた12戦目は、海ほたる特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4歳（2010年）

1月13日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のツグミ賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のマルマツパワフルを3/4馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

4月12日、中2週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のチドリ賞（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた18戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したビューテフルレデーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

6月8日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたガンバルヘクター決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた20戦目は、花菖蒲特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた23戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、脊振山特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた26戦目は、佐賀くー速かスプリント（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた27戦目は、佐賀つーつらつースプリント（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた28戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、日向灘特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のコスモタイムマシンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2011年）

1月10日、中2週で迎えた29戦目は、ホープフルカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた30戦目は、ブリリアントカップ（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた31戦目は、アプローズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアビンニャーをアタマ差だけ差し切って5勝目を収める

2月27日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（8戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた33戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた34戦目は、由布岳特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、九千部山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた37戦目は、高千穂峰特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた38戦目は、多良岳特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（14戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、黒髪山特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（15戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月17日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた40戦目は、KJ2の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月21日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた41戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、久住山特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた42戦目は、開聞岳特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（16戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた43戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた45戦目は、サルビア賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。