ビューテフルレデー（2006年生、母ノムラテスコガビー）

ビューテフルレデー（2006年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時9歳）と交配したノムラテスコガビーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は前川隆範。戦績は、地方40戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2011年の新涼スプリント(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

千葉博次厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2008年）

9月14日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャルウイゴーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月20日、中4週で迎えた2戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月9日、中4週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のレギュラーヒカルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月9日、中3週で迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、スマートオスカルに交わされて4馬身差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のメジャーピースをハナ差振り切って2勝目を収める

12月11日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、烈風スプリント（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったダンツヘイローに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2010年）

1月15日、中4週で迎えた10戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月17日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシンオンワードを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月14日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、グレートカフェに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中2週で迎えた14戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のシアワセノレシピをアタマ差振り切って4勝目をマークした。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったトップレイスターを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、薄暮スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、マクロラファールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し速いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、エレガントスピーチに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた20戦目は、千葉ロッテマリーンズ盃（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、アクロスザスターにハナ差交わされて2着に惜敗した。

11月24日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の神楽月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレンチェックを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

12月7日、中1週で迎えた22戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の東京スポーツ盃（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2011年）

1月21日、中5週で迎えた23戦目は、鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

6月20日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の薄暮スプリント（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた26戦目は、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた27戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグリッターアイスをクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

9月20日、中3週で迎えた28戦目は、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の旋風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた30戦目は、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の東京スポーツ盃（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた32戦目は、師走特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6歳（2012年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、駿風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた34戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の桜波スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

8月10日、約4か月半の休み明けで迎えた35戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦2勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

12月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、疾風スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7歳（2013年）

1月9日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた37戦目は、花信風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

2月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、早春スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた39戦目は、春疾風賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた40戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、春風賞（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。