グレートカフェ（2006年生、母オレンジカラー）

Great Cafe

2006.06.13

グレートカフェ（2006年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時8歳）と交配したオレンジカラーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田農場。戦績は、地方10戦3勝2着2回。2009年の’09雲取賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

9月25日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったグレードアップに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るジーエスマクレーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のベイサイドスター特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったシャレーストーンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3歳（2009年）

1月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のメジャーサイレンスをクビ差振り切って2勝目を収める

2月19日、中5週で迎えた5戦目は、3歳オープンの’09雲取賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた6戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4歳（2010年）

1月15日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、初富特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

3月24日、中9週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るビューテフルレデーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、閃光スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。