エスユーフロイド（2000年生、母ミユキマツカゼ）

エスユーフロイド（2000年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハリケーンの名（人名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時8歳）と交配したミユキマツカゼが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は片山牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方23戦2勝2着8回。主な勝ち鞍は2003年の3歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片山修から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、楳津繁によって1,050万円で落札された。

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月12日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず7着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

10月13日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームスラッガーから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキフォーチュンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 雪/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジャパンブルーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた15戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったガニエルプルミエから1馬身1/4差の2着となった。

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントレターから1馬身3/4差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルボルテクスからアタマ差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンウォーレンからクビ差の2着に惜敗した。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西康志騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシゼンゼウスから2馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた25戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムライクスホットからアタマ差の2着に甘んじた。

7月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のレオナに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた29戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた30戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。