バトルグランルート（1999年生、母バトルプロージット）

バトルグランルート（1999年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時14歳）と交配したバトルプロージットが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡駿弥。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のファイナルアタック。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

4月24日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月21日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月23日、中8週で迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックウィドーをクビ差制して初白星を挙げた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミドリノオトメから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトナミオリンピアからハナ差の2着に惜敗した。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックウィドーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンスガールに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

12月28日、中4週で迎えた11戦目は、武智政明騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3歳（2002年）

1月7日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦の松竹梅特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武智政明騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武智政明騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武智政明騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武智政明騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武智政明騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったベニハヤテを半馬身捉え切れず2着となった。

7月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は市村誠騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた25戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4歳（2003年）

2月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた27戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた28戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったシュウザンウイナーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月25日、中4週で迎えた29戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

11月16日、約6か月の休養明けで迎えた30戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は南田雅昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

5歳（2004年）

1月18日、中3週で迎えた32戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた33戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた34戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた35戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた36戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた37戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、長次郎特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、シャクシャイン特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月14日、中1週で迎えた39戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノテンリュウに3/4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月3日、中2週で迎えた40戦目は、メイショウドトウ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた41戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦のリゲル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。