ナイスアメリカン（1994年生、母Arrival）

経歴

デビュー前

2歳（1996年）

9月8日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のキングオブカポーテを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3歳（1997年）

3月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林徹弥騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林徹弥騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月22日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

4歳（1998年）

3月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の小牧特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたドラゴンライト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月5日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（10戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた16戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（11戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（12戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

1月20日、中0週で迎えた24戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴイーナスB賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた25戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月28日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月25日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（14戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6歳（2000年）

3月4日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた29戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた30戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は清山宏明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた32戦目は、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（15戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた33戦目は、信濃川特別（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（16戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（17戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（18戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（19戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林徹弥騎手（20戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

7月19日、中0週で迎えた38戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、ヒヤデス特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノクターンから1馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた39戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた40戦目は、メグレス特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた41戦目は、レダ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた42戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカオリスマイルから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた43戦目は、アンタレス特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松本隆宏騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイタフターンに2馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

7歳（2001年）

7月8日、約9か月半の休み明けで迎えた44戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（21戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた45戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（22戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた46戦目は、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた47戦目は、ヒヤデス特別（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた48戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハートカクテルをクビ差制して3勝目を手中に収めた。