カオリスマイル（1996年生、母スマイルフォーミー）

カオリスマイル（1996年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時7歳）と交配したスマイルフォーミーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝2着2回、地方21戦7勝2着2回。2000年の門別短距離特別(一般A)で2着に入った他、2000年の北海道競馬記者クラブ特別(一般A)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

7月21日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーリボンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月22日、中4週で迎えた2戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアドマイヤゴールドを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスペースキングオーに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（1999年）

4月13日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳オープンの陽春特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦2勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦2勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。14着に敗れた。

7月22日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、一般D2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月22日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桜井拓章騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったミルダイヤに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、一般D2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桜井拓章騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、元浦川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミッシングロジックに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンラッキーに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

11月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、胆振特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、門別短距離特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイジュセルシオから半馬身差の2着に敗北した。

5月18日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒットパークから半馬身差の2着となった。

6月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた17戦目は、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールブルボンに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

8月16日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた18戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた19戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスアメリカンに3/4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた20戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリードスキーに半馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

11月23日、中5週で迎えた21戦目は、門別短距離特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2001年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春望特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた23戦目は、’01フレンドリーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。