エキゾチックローズ（2010年生、母ドラマチックローズ）

エキゾチックローズ（2010年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「異国的なバラ」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時9歳）と交配したドラマチックローズが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2八。

経歴

デビュー前

当歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

6月16日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月2日、中5週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて最後はシゲルオオカミザと並んで6着同着となった。

10月21日、中6週で迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

3歳（2013年）

6月23日、約8か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月13日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったマネタイザーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月21日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグットオーメンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2014年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のリキアイカイウンに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月24日、中9週で迎えた16戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、タケデンエビスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月21日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月26日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月19日、中6週で迎えた21戦目は、よこての全国線香花火大会レース（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカラムーンを豪脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月3日、中1週で迎えた22戦目は、摺沢水晶あんどん祭りレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったタケデンイエローにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャイニーノーブルを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

9月14日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月27日、中5週で迎えた25戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、盛岡りんごレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。