タケミパワー（1991年生、母アームサンサン）

タケミパワー（1991年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時12歳）と交配したアームサンサンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、地方29戦14勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年の’98スプリングカップ(一般A2以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

坂本安厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1994年）

11月16日、デビュー戦は坂本昇騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は529kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーサウルスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂本昇騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のバードソンバーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1995年）

1月12日、中3週で迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本昇騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノイチリンに約14馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月24日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた4戦目は、つばき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本昇騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナミックボーイに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月15日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、一般C2二三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本昇騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモブシラオキに4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4月17日、中4週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂本昇騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキンコーロイヤルに8馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

5月30日、中5週で迎えた7戦目は、晩春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本昇騎手（6戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロットフラワーに6馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、パール特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂本昇騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノストロングに1馬身半の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂本昇騎手（8戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラヴメッセージから1馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂本昇騎手（9戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、プロムナード特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂本昇騎手（10戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンキョウスイートから1馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、房総特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂本昇騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1996年）

3月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた13戦目は、弥生特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂本昇騎手（12戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナミックボーイに1馬身の差をつけて優勝

6月25日、中9週で迎えた15戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアブクマポーロからクビ差の2着に甘んじた。

7月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ジュライ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームテシオに8馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月1日、中1週で迎えた17戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジミシドニーに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月28日、中3週で迎えた18戦目は、グランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミライノホシに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月18日、中2週で迎えた19戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、神奈川盃（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノシルバーに5馬身の差をつけて優勝

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた22戦目は、千葉TV放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバソシアルから3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（1997年）

1月27日、中4週で迎えた23戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦5勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノウインから4馬身差の2着となった。

3月4日、中4週で迎えた24戦目は、京葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンチャンプからクビ差の2着に甘んじた。

4月25日、中6週で迎えた25戦目は、グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦5勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた26戦目は、さつき特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（1998年）

3月31日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦の’98スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（13戦5勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線に入ると、前で粘るミハタワールドを異次元の末脚でハナ差だけ差し切って久々の実戦を制した。

5月5日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9歳（2000年）

8月23日、約28か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた29戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（14戦6勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。