マキバソシアル（1991年生、母ベルスター）

マキバソシアル（1991年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のムクター（当時9歳）と交配したベルスターが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、地方48戦16勝2着5回。1997年の京成盃グランドマイラーズ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

北川亮厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1994年）

7月20日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズミックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のティーワイデュークに6馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティシラオキに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1995年）

6月2日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、一般C2五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンカントウに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月12日、中0週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセツザンオーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月29日、中1週で迎えた7戦目は、グリーン特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノトップエースに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月3日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアーバンファストに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月31日、中3週で迎えた9戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のランドヒューマに8馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月8日、連闘で迎えた10戦目は、ジュノー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドカイザーに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

5歳（1996年）

5月15日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、スターライトカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦9勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた13戦目は、ブルームーン賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（12戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイマツテイオーに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（13戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、トワイライトカップ（大井ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドブルースに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（14戦10勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた17戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（15戦10勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた18戦目は、オータムカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（16戦10勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップタイトルから2馬身半差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた19戦目は、マーキュリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（17戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーサイクロンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月28日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（18戦11勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（19戦11勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

12月25日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた22戦目は、千葉TV放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（20戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタケミパワーに3/4馬身の差をつけて制した。

6歳（1997年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（21戦12勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた24戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（22戦12勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のサーストンシンオーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（23戦13勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた26戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（24戦13勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月5日、中3週で迎えた27戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、よみうりランド皐月盃（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（25戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーダイコクから1馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞の京成盃グランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（26戦13勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノウインから約13馬身差の2着となった。

7月28日、中4週で迎えた30戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。13着に終わった。

7歳（1998年）

5月5日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた32戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（27戦13勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた33戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（28戦13勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（29戦13勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（30戦13勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ地方重賞のTVK盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（31戦13勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた37戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（32戦13勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた38戦目は、G3のNTV盃（船橋ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（33戦13勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた39戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（34戦13勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた40戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、百日草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノセイウンザンに5馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

12月16日、中3週で迎えた41戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8歳（1999年）

1月17日、中4週で迎えた42戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた43戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマルファイターから1馬身差の2着となった。

7月25日、約6か月の休み明けで迎えた44戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、赤城山特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた45戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9歳（2000年）

9月10日、約13か月の休養明けで迎えた46戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェクラインから5馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた47戦目は、一般A（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた48戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアムザプリンスをクビ差制して久しぶりに勝ち星を挙げた。