ニシノセイウンザン（1993年生、母チヨノモアー）

ニシノセイウンザン（1993年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時12歳）と交配したチヨノモアーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方31戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の4歳B。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月12日、デビュー戦は牧之瀬幸夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3歳（1996年）

1月13日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

6月22日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（7戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

9月9日、中6週で迎えた15戦目は、菊地光幸騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリーンカットに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月19日、中3週で迎えた17戦目は、4歳B（盛岡ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菊地光幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた18戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊地光幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクシャダイに3馬身の差をつけて制した。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地光幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトランシュウに1馬身半の差をつけて優勝

4歳（1997年）

9月23日、約9か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスルスミノーザンから1馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月23日、中8週で迎えた23戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月14日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般B（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた26戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタートウカイに半馬身の差をつけて優勝

4月24日、中3週で迎えた27戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、きんせんか特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた28戦目は、あやめ特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた29戦目は、ポピー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた30戦目は、カラー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は見附正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた31戦目は、一般A B2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた33戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミムクターをアタマ差制して勝利をモノにする

10月3日、中1週で迎えた34戦目は、カンナ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた35戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた36戦目は、百日草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバソシアルから5馬身差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた37戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、師走特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1999年）

1月4日、中3週で迎えた38戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、白梅特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた39戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤見千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月24日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた40戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C6-2（高知ダート1000m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた41戦目は、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネトシトルーブスから半馬身差の2着に敗北した。

7歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のギオンに4馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

1月15日、中1週で迎えた43戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた44戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた45戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。