スズパレード（1981年生、母スズボタン）

スズパレード（1981年3月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソルテインゴ（当時6歳）と交配したスズボタンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）柏台牧場。戦績は、中央平地25戦12勝2着1回。1987年の宝塚記念(G1)に勝利した他、1987年の中山記念(G2)を制するなど、G1級競走1勝を含む重賞8勝を挙げた。

経歴

1歳（1983年）

11月6日、12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

11月20日、13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラエイサイに9馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

12月4日、7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイオブザウインドに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月25日、14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコガイチマルに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。

2歳（1984年）

2月12日、8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月4日、14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月15日、18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に入った。

5月27日、21頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のルーミナスレイサーに2馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

9月30日、10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードベスビオに1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。

11月18日、14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスマートボーイに2馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

3歳（1985年）

1月6日、16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のリキサンパワーに3馬身の差をつけて勝利を挙げた。

10月27日、17頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。15着に敗れた。

12月1日、17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラユタカオーに2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

5歳（1986年）

10月5日、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月30日、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマルタカストームをアタマ差振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

12月21日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6歳（1987年）

1月25日、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したミホシンザンを差し切れず、1馬身差の2着に敗れた。

3月15日、G2の中山記念（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクシロキングに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月17日、G1の安田記念（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手。19頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月14日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るニッポーテイオーを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

7歳（1988年）

9月18日、G3のオールカマー（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターブランディを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を挙げた。

11月27日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

12月25日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で蛯沢誠治騎手。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。