ピカンチダブル（2020年生、母ピカンチラヴ）

経歴

デビュー前

5月6日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

2歳（2022年）

6月24日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

10月21日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るランディーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月28日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のあさま賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のヤマノリアル・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3歳（2023年）

1月16日、中3週で迎えた6戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャスターデイジー賞（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3月20日、中8週で迎えた7戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイリイファーストを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

デビュー前

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

6月27日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月14日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、ほおずき特別（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、勝ったステラセイコーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月27日、中5週で迎えた10戦目は、東京トゥインクルファンファーレ船橋賞（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた11戦目は、寄居特産!風布・小林みかん賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラヴィンツァラ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月23日、中4週で迎えた12戦目は、埼玉県肉用牛経営者協会長賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったキューティロメラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

3月10日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスーパーマルキヤに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のダンストンレーヴに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、ふくしまサクラモリ賞（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったファルークに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。