テツノエンブレム（2000年生、母ケイティーファイブ）

テツノエンブレム（2000年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時13歳）と交配したケイティーファイブが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は久保衛。戦績は、地方18戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のホープフル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久保衛から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2002年）

9月1日、デビュー戦は村松学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーワカフジから5馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のイシゼンハリジャンをクビ差制して初白星を挙げた。

3歳（2003年）

7月14日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた3戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2004年）

8月23日、約13か月の休養明けで迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のツクバラファールに1馬身半の差をつけて休み明け初戦を物にした。

9月12日、中2週で迎えた6戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のクイックモーションをクビ差制して制した。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

11月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、夏油特別（水沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月25日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2005年）

1月4日、中0週で迎えた13戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のエリモニックスを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカトモハンターにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月27日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホッカイカノーヴァを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた17戦目は、陽春特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた18戦目は、立夏特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。