トウショウサミット（1982年生、母ソシアルトウシヨウ）

トウショウサミット（1982年5月5日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンシー（当時13歳）と交配したソシアルトウシヨウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地24戦5勝。1987年、1988年と函館記念(ハンデG3)で2回3着に入った他、1986年の金杯(ハンデG3)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

1歳（1984年）

6月17日、11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のノーベルトラックに約10馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

12月16日、11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2歳（1985年）

1月13日、5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーダイカツに5馬身の差をつけて勝利を手にした。

2月3日、8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月3日、13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月6日、14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングアローに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5月26日、26頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。18着に敗れた。

9月29日、10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月20日、11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジシルバーに半馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

11月10日、5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナマインをクビ差制して勝利を手に入れた。

12月1日、17頭立ての9番人気で大外17番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4歳（1986年）

1月5日、ハンデG3の金杯（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

2月16日、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

5歳（1987年）

5月30日、メトロポリタンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は柏崎正次騎手。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

8月9日、巴賞（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は柴田政人騎手。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

8月23日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

10月11日、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6歳（1988年）

6月5日、5歳以上1400万下の是政特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柏崎正次騎手。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

7月10日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は田村正光騎手。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

8月7日、青函トンネル開通記念（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

8月21日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

9月11日、UHB杯（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月9日、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は柏崎正次騎手。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

10月30日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。