第100回 目黒記念 (G2)

レース展開

スズマッハがハナに立つ形、僅かな差でアンプルールが続く

端をきったのはスズマッハ。体半分のリードでレースを引っ張っていく。2番手にアンプルールが続く。そのすぐ後ろ、トウショウサミットが3番手の絶好位につける。その後ろ、カネクロシオは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはナカミアンゼリカ、パッシングローレル、タカラテンリュウら3頭。サクラサニーオーとクシロキングは中団後方の位置。アクティブダイナとトレードマークは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはロンスパークとロベルスポート。シンガリにビンゴチムールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ビンゴチムールが中団後方から良い決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はカネクロシオでリードは体半分。2番手にクシロキングが続く。そのすぐ後ろ、タカラテンリュウ、サクラサニーオー、トレードマーク、ロンスパークらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはロンスパーク。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたビンゴチムールが強烈な末脚を弾けさせてロンスパークを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに入った。2着のロンスパークから1馬身1/4差の3着には、2番手の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切った2番人気のクシロキングが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、好位で直線を迎えたサクラサニーオーが入線、さらに1馬身1/4の5着には、途中から先頭に立ったカネクロシオが食い込んだ。1番人気のトレードマークは好位にいたが失速して7着に敗れた。