メジロギアー（1987年生、母メジロフィーシャー）

メジロギアー（1987年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロエスパーダ（当時11歳）と交配したメジロフィーシャーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は大宮貢。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害15戦2勝2着5回。1992年の新潟障害ステークス(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

6月3日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

9月22日、中9週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアビリティリーダーから8馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で牧之瀬幸夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイミラクルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1991年）

1月12日、中3週で迎えた10戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 雪）に出走。鞍上は4戦連続で牧之瀬幸夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で牧之瀬幸夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で牧之瀬幸夫騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月26日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で牧之瀬幸夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサポパイから1馬身半差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で牧之瀬幸夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキサンシルバーから4馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で牧之瀬幸夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1992年）

2月9日、中9週で迎えた16戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネハナノエンに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月15日、中4週で迎えた17戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は牧之瀬幸夫騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（10戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイフェイバリットから半馬身差の2着に敗れた。

8月2日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧之瀬幸夫騎手（11戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカガバナーから3馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧之瀬幸夫騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で牧之瀬幸夫騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。