クラウントーランス(1985年生、母ミスサミツト)
Crown Torrance
1985.03.31
クラウントーランス(1985年3月31日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノノアルコ(当時14歳)と交配したミスサミツトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は(有)フラット牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年のサロマ特別(D)。
経歴
デビュー前
小林稔厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(1988年)
9月10日、デビュー戦は秋山忠一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利(阪神ダート1800m 曇/良)に出走。馬体重は478kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利(阪神芝2000m 雨/重)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山忠一騎手(1戦0勝)。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
10月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利(福島ダート1000m 晴/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で秋山忠一騎手(2戦0勝)。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利(福島芝1200m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で秋山忠一騎手(3戦0勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島ダート1000m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利(福島ダート1000m 小雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手(1戦0勝)。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
4歳(1989年)
4月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、一般D(帯広ダート1200m 晴/稍重)に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーレストムーンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
5月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般D(帯広ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手(1戦1勝)。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月11日、連闘で迎えた9戦目は、一般D(帯広ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手(2戦1勝)。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミミオブホープから1馬身差の2着に敗北した。
5月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、一般D(帯広ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手(3戦1勝)。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般D(帯広ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手(4戦1勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒケンオーから1馬身差の2着となった。
6月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般D(旭川ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手(5戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドビユーテイからクビ差の2着に甘んじた。
7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般D(旭川ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手(6戦1勝)。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーレストムーンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般D(岩見沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で柳沢好美騎手(7戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコウタカシに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
7月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般D(岩見沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で柳沢好美騎手(8戦3勝)。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサスイセイからクビ差の2着に惜敗した。
8月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般D(岩見沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で柳沢好美騎手(9戦3勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月21日、中1週で迎えた17戦目は、桑園特別(札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で柳沢好美騎手(10戦3勝)。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月31日、中0週で迎えた18戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、一般D(札幌(地)ダート1700m 曇/稍重)に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた19戦目は、美香保特別(札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は柳沢好美騎手(11戦3勝)。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月21日、連闘で迎えた20戦目は、宮の森特別(札幌(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手(12戦3勝)。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般D(札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手(13戦3勝)。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた22戦目は、サロマ特別(帯広ダート1700m 雨/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手(14戦3勝)。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキュウティガールに半馬身の差をつけて雨中の激戦を制した。
10月25日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、美幌特別(帯広ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手(15戦4勝)。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、足寄特別(帯広ダート1800m 雨/重)に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手(16戦4勝)。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5歳(1990年)
4月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた25戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、日勝特別(帯広ダート1800m 晴/重)に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた26戦目は、然別特別(帯広ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手(1戦0勝)。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月17日、連闘で迎えた27戦目は、十勝農協連特別(帯広ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手(2戦0勝)。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月28日、中1週で迎えた28戦目は、ノサップ特別(帯広ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は柳沢好美騎手(17戦4勝)。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた29戦目は、恵多谷豊騎手を鞍上に迎えて、三笠特別(岩見沢ダート1600m 晴/良)に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた30戦目は、月形特別(岩見沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手(3戦0勝)。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ(上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた32戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ(上山ダート1500m 晴/良)に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月19日、中7週で迎えた33戦目は、一般C2ハ(上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は白谷正美騎手(1戦0勝)。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた34戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ(上山ダート1500m 曇/重)に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。