マヤノギャラクシー(1990年生、母ナスノマドカ)
Mayano Galaxy
1990.03.08
マヤノギャラクシー(1990年3月8日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレボロ(当時11歳)と交配したナスノマドカが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)友田牧場。戦績は、中央平地20戦3勝2着1回、中央障害16戦4勝2着3回。1995年の京都障害ステークス(秋)(ハンデ重賞)に勝利した他、1995年の小倉障害ステークス(障害4歳以上オープン)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
坂口正大厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(1992年)
8月23日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬(小倉芝1200m 曇/良)に出走。馬体重は490kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のショウザンダイヤに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月6日、中1週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉3歳ステークス(小倉芝1200m 晴/良)に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。
9月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス(阪神芝1600m 晴/良)に出走。鞍上は田島信行騎手(1戦1勝)。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。
10月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのもみじステークス(京都芝1600m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手(2戦1勝)。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた5戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のきんもくせい特別(福島芝1700m 晴/良)に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイゴウソウルに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。
11月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンの京都3歳ステークス(京都芝1800m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は田島信行騎手(3戦1勝)。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
12月26日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス(阪神芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手(4戦1勝)。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。
3歳(1993年)
1月23日、中3週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアカップ(中山芝2000m 雪/良)に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
3月7日、中5週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ(阪神芝1600m 曇/良)に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
9月25日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下の瀬戸内海特別(阪神芝1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手(1戦0勝)。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
10月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の保津峡特別(京都芝1600m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手(2戦0勝)。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
10月30日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の清滝特別(京都芝2000m 雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手(3戦0勝)。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したキョウワアリシバを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
11月13日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の八瀬特別(京都芝2400m 外回り 雨/不良)に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手(4戦0勝)。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
12月4日、中2週で迎えた14戦目は、C.マッキャロン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’93ゴールデン ブーツ トロフィー(阪神芝2200m 晴/良)に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
4歳(1994年)
8月14日、約8か月半の休養明けで迎えた15戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊万里特別(小倉芝1800m 晴/良)に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のデーヴィスを3/4馬身振り切って休み明けの一戦をモノにした。
8月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の西海賞(小倉芝1700m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手(1戦1勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。
9月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下(中京芝1800m 雨/稍重)に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
10月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下(中山芝1600m 外回り 曇/稍重)に出走。鞍上は河内洋騎手(1戦0勝)。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
10月15日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下(阪神芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は石橋守騎手(5戦0勝)。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の西脇特別(阪神芝2000m 曇/良)に出走。鞍上は河内洋騎手(2戦0勝)。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
12月3日、中4週で迎えた21戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利(阪神障害芝→ダート3000m 曇)に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。
12月11日、連闘で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利(阪神障害芝→ダート3000m 雨)に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒノデダイセツから2馬身半差の2着に敗北した。
5歳(1995年)
1月8日、中3週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利(京都障害芝→ダート2910m 晴)に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手(2戦0勝)。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムミサイルから1馬身半差の2着に敗北した。
2月12日、中4週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利(東京障害芝→ダート3100m 晴)に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手(3戦0勝)。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタケショウムテキに3/4馬身の差をつけて順当に勝利した。
3月4日、中2週で迎えた25戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の阪神障害ステークス(春)(京都障害芝→ダート3170m 曇)に55kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、障害5歳以上400万下(京都障害芝→ダート2910m 晴)に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月16日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、障害5歳以上400万下(京都障害芝→ダート2910m 小雨)に出走。鞍上は北村卓士騎手(4戦1勝)。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた28戦目は、重賞の京都大障害(春)(京都障害芝3930m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手(5戦1勝)。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月28日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン(中京障害芝2800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手(6戦1勝)。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマークティーグルから6馬身差の2着となった。
6月10日、中1週で迎えた30戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下(中京障害芝2800m 晴/良)に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシノビリカに5馬身の差をつけて5勝目を収める
7月22日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、小倉障害ステークス(小倉障害芝2950m 曇/良)に出走。鞍上は北村卓士騎手(7戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバリモススキーに9馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
9月16日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた32戦目は、ハンデ重賞の京都障害ステークス(秋)(京都障害芝→ダート3170m 雨)に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手(8戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のポレールをクビ差制して念願の重賞初制覇を果たした。
10月21日、中4週で迎えた33戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の東京障害特別(秋)(東京障害芝3300m 晴/良)に62kgの斤量を背負って出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6歳(1996年)
3月31日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、障害5歳以上オープン(阪神障害芝→ダート3150m 晴)に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。
4月27日、中3週で迎えた35戦目は、重賞の京都大障害(春)(京都障害芝3930m 晴/良)に出走。鞍上は北村卓士騎手(9戦3勝)。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月26日、中3週で迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン(中京障害芝2800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手(10戦3勝)。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。