ハセノガルチ（1994年生、母Net Dancer）

ハセノガルチ（1994年3月8日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のGulch（当時10歳）と交配したNet Dancerが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地22戦4勝2着1回、地方34戦7勝2着4回。2001年のさきたま杯(G3)で3着に入った他、1996年の福島3歳ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

10月27日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウッディグリーンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島3歳ステークス（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ポートブライアンズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3歳（1997年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下の朱竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のサクラシーキングに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月16日、中4週で迎えた5戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入った。

3月30日、中5週で迎えた6戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

6月8日、中6週で迎えた8戦目は、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のシャンブラザーをクビ差振り切って久方ぶりの実戦を物にした。

4歳（1998年）

1月17日、中8週で迎えた10戦目は、5歳以上1600万下の初春ステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

3月21日、中8週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の春風ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で江田照男騎手（9戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の千葉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で江田照男騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月9日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で江田照男騎手（11戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

12月5日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で江田照男騎手（12戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の千葉テレビ杯（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で江田照男騎手（13戦2勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

5歳（1999年）

1月31日、中5週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で江田照男騎手（14戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で江田照男騎手（15戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の春風賞（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で江田照男騎手（16戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のフリーウエイハートを半馬身振り切って久々に勝利を挙げた。

4月18日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上1600万下の京葉ステークス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は18戦連続で江田照男騎手（17戦3勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

10月3日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の外房ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で江田照男騎手（18戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた21戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（19戦3勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6歳（2000年）

3月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた23戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’00メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般A2以下（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウワンダーに半馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5月25日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の万緑特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の盛夏特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のアサカゼオーに3馬身の差をつけて優勝

8月23日、中3週で迎えた29戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヒノデキングオーに3馬身の差をつけて7勝目を収める

10月4日、中5週で迎えた30戦目は、ハンデ地方重賞のTVK盃（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲノキューティーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中5週で迎えた31戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセカンドゲスに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7歳（2001年）

1月17日、中8週で迎えた32戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた33戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るケンチャムを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って9勝目を挙げた。

3月1日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、4着に入った。

5月3日、中8週で迎えた35戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイコウレジェンドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月30日、中3週で迎えた36戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた38戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月3日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ地方重賞のTVK盃（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアインアインに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月23日、中6週で迎えた40戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のリガメエントキセキをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

8歳（2002年）

1月2日、中5週で迎えた41戦目は、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月10日、約3か月半の休み明けで迎えた42戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた43戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦5勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9歳（2003年）

1月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた45戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた49戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの万緑特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1190m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったスピーディドゥにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月21日、中3週で迎えた51戦目は、ハンデ戦でオープンの文月オープン（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上村尚寛騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したカイジンクンを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた54戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10歳（2004年）

1月4日、中3週で迎えた55戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの大師オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた56戦目は、ハンデ戦でオープンの多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。