カイジンクン（1998年生、母シンスイザート）

カイジンクン（1998年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時12歳）と交配したシンスイザートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北洋牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方53戦21勝2着4回。2002年の’02勝島賞に勝利した他、2003年のゆりかもめオープン(ハンデ)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

5月26日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

8月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノダイダッソウに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスティックコバンに9馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月15日、中2週で迎えた4戦目は、一般C5ヘ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードジョージに約23馬身の大差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた6戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーエナジーに9馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワジェイドに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月13日、中4週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスノーデライトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアラノムサシに7馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

4歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のケイキカイフクに4馬身の差をつけて7勝目を手にした。

1月21日、中1週で迎えた11戦目は、世田谷区特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプラチナビコーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて8勝目を収める

2月22日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のタイキクールに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月12日、中2週で迎えた13戦目は、弥生特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマユネキングに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月8日、中3週で迎えた14戦目は、デネボラ賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタマモステージに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、カシオペア賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスピードスコールに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパワフルダンサーに7馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月16日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のロマンチックナイト賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた18戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02サマーナイトカップ（大井ダート1690m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エーブマックイーンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’02トワイライトカップ（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフジシャイアンに2馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

9月13日、中4週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の’02クリスタルナイトカップ（大井ダート1690m 雨/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた21戦目は、G2の東京盃（大井ダート1190m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は森下博騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の’02オータムカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（10戦8勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパワフルダンサーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月9日、中5週で迎えた23戦目は、’02勝島賞（大井ダート1790m 雪/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（11戦9勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のクールアイバーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

12月29日、中2週で迎えた24戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

5歳（2003年）

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

6月24日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1190m 雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月30日、中4週で迎えた27戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のハセノガルチをアタマ差振り切って勝利数を17に伸ばす

8月27日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた30戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ネームヴァリューに交わされて7馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた31戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた32戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた33戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、’03勝島賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた34戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

6歳（2004年）

2月4日、中4週で迎えた35戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた36戦目は、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦10勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた37戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

7月26日、約4か月半の休み明けで迎えた38戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた39戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月30日、中5週で迎えた40戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8歳（2006年）

7月21日、約22か月の休養明けで迎えた41戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた42戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた43戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた44戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

10月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、三礼&綾子結婚記念杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピースフルに2馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた46戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハローマイフレンドに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月5日、中1週で迎えた47戦目は、山茶花特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた48戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマノキャリーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月27日、連闘で迎えた49戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、金の成る木特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9歳（2007年）

1月8日、中1週で迎えた50戦目は、矢原拓&山本響子結婚記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモアザンステルスに2馬身半の差をつけて勝利数を21に伸ばす

4月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた51戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンケーティングを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた52戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた53戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

5月13日、中0週で迎えた54戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。