イヨカミカゼ（1992年生、母スズランセイコー）

イヨカミカゼ（1992年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニチドウアラシ（当時16歳）と交配したスズランセイコーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C1。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

4月29日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月25日、中7週で迎えた2戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月22日、中8週で迎えた5戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳C6（上山ダート1250m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツヒメに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C5（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中7週で迎えた7戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1996年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた9戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノパラダイスをクビ差制して2勝目を掴み取った。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッポーサルタンからアタマ差の2着となった。

5月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウインダムスズカに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢健司騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で大沢健司騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大沢健司騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤクモフローラから1馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモフローラに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンホクトから半馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢健司騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大沢健司騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大沢健司騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。