スターチス（2000年生、母ナイスサンパギタ）

スターチス（2000年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したナイスサンパギタが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）設楽牧場。戦績は、地方24戦4勝2着2回。2003年の北関東クイーンカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2003年の北関東弥生賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

7月22日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイアイワルツに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中0週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 雨/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月28日、中9週で迎えた4戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、2歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレリストに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレリストに半馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた7戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2003年）

1月8日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のネコヤナギに3馬身の差をつけて3勝目を収める

2月2日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東クイーンカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイブランカをクビ差制して1着ゴールを果たした。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東桜花賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で青木秀之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中7週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青木秀之騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で青木秀之騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月5日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、イチョウ特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた15戦目は、焼餃子特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた16戦目は、思川特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた17戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた18戦目は、みずがめ座特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピーパミールからハナ差の2着に惜敗した。

2月7日、中1週で迎えた19戦目は、フェブラリー特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた20戦目は、ホオジロ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた21戦目は、つくし特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた22戦目は、マンサク特別（宇都宮ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた23戦目は、れんげ草特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた24戦目は、ハルジオン特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。