トウシンカイザー（2015年生、母スーア）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、オレゴンホースによって8,856万円で落札された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

1月28日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

6月17日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松山弘平騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

8月4日、中6週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

12月1日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた8戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2019年）

1月20日、中5週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月17日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は三津谷隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月8日、中5週で迎えた12戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンシャンデルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、40歳誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイルドジークに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月28日、中4週で迎えた14戦目は、キキョウ特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ヒマワリ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグッドウインに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、オミナエシ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた18戦目は、ワレモコウ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったフォンスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったコパノミザールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月28日、中7週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

5歳（2020年）

2月2日、中4週で迎えた22戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた23戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた24戦目は、ミスターカミサマ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトウカイバレットに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

3月29日、連闘で迎えた25戦目は、春暖特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったトウカイエクレールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた27戦目は、みっちゃん誕生祭特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパリッシュブルーを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

5月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のルリジオンをアタマ差振り切って6勝目を手に入れた。

5月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、小満特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林謙佑騎手（8戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスーパースナッズに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月31日、連闘で迎えた30戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、梶・栗ちゃん結婚特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のデルマジンに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったプライムコードに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、大荒の滝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（9戦5勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモコレクションに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた33戦目は、鳥居杉特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月19日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般C1イ C2イ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（11戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったプレミアムゲームに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中3週で迎えた35戦目は、轟の滝特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（12戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた36戦目は、池公園特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手（13戦5勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプライムコードに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた37戦目は、五台山特別（高知ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。