トウカイエクレール（2013年生、母トウカイウェーブ）

トウカイエクレール（2013年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋稲妻（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時15歳）と交配したトウカイウェーブが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はびらとり牧場。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月22日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月10日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田未崎騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田未崎騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田未崎騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアナザープラネットに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のモンストルコントに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2017年）

3月11日、約7か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウクオンを鬼脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

5月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の蹴上特別（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武豊騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で武豊騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で武豊騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったタイセイパルサーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5歳（2018年）

4月22日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で武豊騎手（9戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた21戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6歳（2019年）

1月12日、約7か月半の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（10戦2勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京芝2200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた25戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月5日、約7か月の休み明けで迎えた26戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

11月23日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた29戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウカロッタに7馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

7歳（2020年）

1月1日、中0週で迎えた30戦目は、一般C3 13（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェナオセロに約15馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

1月14日、中1週で迎えた31戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイヤルアフェアに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月28日、中1週で迎えた32戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、フクジュソウ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3月2日、中4週で迎えた33戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセキセキに9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月24日、中2週で迎えた34戦目は、菜の花特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンライズフォルテに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4月11日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトウシンカイザーに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（5戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のバイクミリオンをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

5月9日、中1週で迎えた37戦目は、新緑特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーラロードに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（7戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のスタートレイルに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月26日、中3週で迎えた41戦目は、ヤ・シィパーク特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（9戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、轟の滝特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（10戦7勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

8月30日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた43戦目は、嫉妬の夏特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のセイジーニアスを半馬身振り切って制した。

9月22日、中2週で迎えた44戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（11戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったプライムコードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月10日、中2週で迎えた45戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（12戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた46戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルモーディグに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8歳（2021年）

3月23日、約5か月の休養明けで迎えた47戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、ちっかり頂き特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったモーンストルムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中3週で迎えた48戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したロマンチストに半馬身届かず2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた49戦目は、安田川特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったブルベアパンサーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた50戦目は、白髪山特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（13戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた51戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、丸塚池特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた52戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモーモーブラックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7月17日、中1週で迎えた53戦目は、文月賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサイモンバトラーに7馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

8月11日、中3週で迎えた54戦目は、立秋特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマノアフォールズに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月11日、中3週で迎えた55戦目は、長月賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた56戦目は、仲秋賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマグマに1馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

10月23日、中2週で迎えた57戦目は、ハーベスト賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

12月4日、中5週で迎えた58戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた59戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9歳（2022年）

1月10日、中1週で迎えた60戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦4勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた61戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた62戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、スノードロップ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったマイコートに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた63戦目は、シンビジウム賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた64戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

2022年3月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。