アテネ（1989年生、母シャダイオリンピア）

アテネ（1989年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時17歳）と交配したシャダイオリンピアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方32戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は1993年の仁淀川特別(C5-1)。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

6月13日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

12月31日、中6週で迎えた8戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツゼアセンプーに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1993年）

1月26日、中3週で迎えた9戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオールアビッグに2馬身の差をつけて優勝

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカアラミスに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月13日、中4週で迎えた11戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウッドウーマンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロリュウに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月3日、中4週で迎えた13戦目は、仁淀川特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリードコスモに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイキヤプテンから1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビリーザキッドに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサニーアルシドに3/4馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

7月26日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（9戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイキヤプテンから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイワカクサからクビ差の2着に甘んじた。

9月4日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（11戦8勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカアラミスをクビ差制して1着ゴールを果たした。

9月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（12戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトハリケーンからクビ差の2着に甘んじた。

10月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（13戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のノースヒーローに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で北野真弘騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメイジグリーンに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月23日、中2週で迎えた23戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクモギリマルからクビ差の2着に惜敗した。

12月5日、中1週で迎えた24戦目は、足摺特別（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（15戦11勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（16戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1994年）

1月16日、中2週で迎えた26戦目は、新春杯（高知ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（17戦11勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた27戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（18戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヴォストーチヌに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月6日、中1週で迎えた28戦目は、龍河洞特別（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（19戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた29戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（20戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中4週で迎えた30戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（21戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカアラミスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた31戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（22戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた32戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（23戦12勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた33戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（24戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1995年）

1月7日、中0週で迎えた34戦目は、新雲特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（25戦12勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた35戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（26戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた36戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（27戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月6日、約9か月の休み明けで迎えた37戦目は、一般B3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（28戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で北野真弘騎手（29戦12勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で北野真弘騎手（30戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。