ピサノリヴィエール（1998年生、母スナークライナー）

ピサノリヴィエール（1998年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時27歳）と交配したスナークライナーが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方19戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般B3。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月11日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したメイショウハヤオウを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3歳（2001年）

3月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、6着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月25日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず16着に終わった。

4歳（2002年）

2月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のブロードベルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた17戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のメロウハーモニーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月12日、中4週で迎えた18戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードジェダイに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた23戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェンネルダンサーから半馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーラインに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月30日、中1週で迎えた26戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた27戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、サフラン特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月29日、連闘で迎えた28戦目は、白菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた29戦目は、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（12戦3勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた30戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。