イモータルソウル（2018年生、母アステュート）

Immortal Soul

2018.04.12

イモータルソウル（2018年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「不屈の闘志。どんな強敵にも勇敢に立ち向かう」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したアステュートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって810万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月24日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月19日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月8日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で丸田恭介騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーセンマークに半馬身届かず2着となった。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸田恭介騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったディヴァインゲートに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸田恭介騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月2日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたワキノフラッシュ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月1日、中3週で迎えた9戦目は、デージー賞（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジュウワンローズに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって810万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

木村健厩舎（兵庫）へ入厩。

1月14日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

4歳（2022年）

3月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクツワノセキトリに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月16日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスマートグランデを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

10月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンユカラにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、ガーネット賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、ゴールドマイヤーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた18戦目は、シンビジウム賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったエイシングリーマンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5歳（2023年）

4月14日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1870m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったサイレントスウープに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月12日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったナムラハカに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月19日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、3歳以上C3（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（10戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2024年）

3月20日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（11戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアタカマリンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。