ゴールドマイヤー（2018年生、母マーティンゴールド）

ゴールドマイヤー（2018年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時15歳）と交配したマーティンゴールドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

3歳（2021年）

2月20日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

7月18日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したソンノウジョウイに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマタギを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

10月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

11月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた11戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、DASH心斎橋特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4歳（2022年）

1月20日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた16戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエコロキングダムに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

デビュー前

中塚猛厩舎（兵庫）へ入厩。

3月30日、デビュー戦は佐々木世麗騎手を鞍上に据えて、菜の花賞（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての12番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月12日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンショービコーに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月7日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた21戦目は、パール賞（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたグランドアルナイル決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

11月1日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったチャオベッラをアタマ差捉え切れず2着に惜敗した。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイモータルソウルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月2日、中1週で迎えた24戦目は、尼崎城特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（7戦3勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた25戦目は、トータリゼータ杯（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木世麗騎手（8戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5歳（2023年）

1月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、猪名川町いなぼう特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた27戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、ストロベリーキャンドル賞（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月21日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた29戦目は、たつの赤とんぼ特別（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田野豊三騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり最後はナリタウルフと並んで6着同着となった。

5月3日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた33戦目は、新緑特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

6月28日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田野豊三騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のリベリアスハートを半馬身振り切って5勝目を手にした。

9月14日、中3週で迎えた39戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、チャンピオンジョッキー賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた40戦目は、兵庫県産たまご特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた41戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、棋士のまち加古川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた42戦目は、ARとアートのまち加東特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（11戦3勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6歳（2024年）

4月16日、約5か月の休養明けで迎えた43戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。