アベニンプレジャー（2009年生、母デピュティプリミエ）

アベニンプレジャー（2009年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時9歳）と交配したデピュティプリミエが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーフレンズファーム。戦績は、地方43戦11勝2着11回。2012年の北海優駿(地方重賞)で2着に入った他、2012年の王冠賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スマイルファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

5月19日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったクリーンチャンスにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のヨシノユリアに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のタッチデュールに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2012年）

5月9日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るビービールヴァンを鬼脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったニシノファイターを3/4馬身捉え切れず2着となった。

7月4日、中3週で迎えた8戦目は、輝け日高胆振農業特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、アサクサキングス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったパパワパパラッチに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の占冠村ふるさと祭記念特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったニシノファイターに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月18日、中3週で迎えた12戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、日高銀聖特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモアジルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月2日、中1週で迎えた13戦目は、スウィフトカレント賞（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた14戦目は、つぼ八特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミスチフキッツを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミスチフキッツに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中3週で迎えた16戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウヨウアレスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を収める

12月31日、中4週で迎えた17戦目は、東京家族賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンストロイアに6馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4歳（2013年）

1月22日、中2週で迎えた18戦目は、睦月特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のビーミーショーに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

2月18日、中3週で迎えた19戦目は、アメジスト賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた20戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンゼンレインボーを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って優勝

4月10日、中4週で迎えた21戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビッグガリバーに6馬身の差をつけて優勝

5月17日、中4週で迎えた22戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、スポーツ報知賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカムリを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月18日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦5勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったベルモントガリバーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた24戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブレットザキングを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

12月5日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のアクアライン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（8戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5歳（2014年）

1月21日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（9戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したツクバチャームを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月5日、中1週で迎えた27戦目は、S2の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（10戦6勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月1日、中7週で迎えた28戦目は、’14ブリリアントカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（11戦6勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた29戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（12戦6勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、最後はツクバチャームと並んで4着同着となった。

5月14日、中2週で迎えた30戦目は、ハービンジャー・プレミアム（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた31戦目は、たきかわ菜の花特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ニシノファイターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月11日、中1週で迎えた32戦目は、マンハッタンカフェ・プレミアム（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（13戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、トミケンヒーローに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、ノヴェリスト・プレミアム（門別ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、手稲山ミヤマスミレ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた35戦目は、アルーダ日高西部特別（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（14戦2勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月30日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、キンモクセイ特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（15戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた38戦目は、パンジー特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた39戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 雪/重）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6歳（2015年）

2月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた40戦目は、紅梅賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（13戦6勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた41戦目は、如月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（14戦6勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた42戦目は、寒梅賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（15戦6勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るノーキディングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月17日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（16戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。