ザバトルアスラン（2006年生、母バトルサンサシオン）

ザバトルアスラン（2006年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ナルニア国物語に登場する偉大なライオンの名」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時14歳）と交配したバトルサンサシオンが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は帰山清貴。戦績は、地方11戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

柳江仁厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2009年）

6月23日、デビュー戦は大塚研司騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイアスノカミを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、フジノクロスにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るポールドブラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったニーナに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の稟治郎3歳誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2010年）

3月18日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリキアイアチーブに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平原透雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクセツアイアンを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月13日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平原透雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平原透雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平原透雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。