ヒカリルーメン（1993年生、母Snitch）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

2月24日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったファビラスラフインに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ゲイリーイーグルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月16日、中8週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、イブキグリッターに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のオースミシェンカーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月18日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したダンシングエルフに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた6戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

4歳（1997年）

7月13日、約10か月の休み明けで迎えた8戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、メトロダイセイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。