ダームラファール（1997年生、母キタノフウリン）
Dame Rafale
1997.05.07
ダームラファール（1997年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時20歳）と交配したキタノフウリンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、地方44戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年のマルチアタック特別。
経歴
デビュー前
1歳のとき、市川ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、市川ファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。
川村守男厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（1999年）
11月5日、デビュー戦は小林真治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月15日、中5週で迎えた2戦目は、莅戸高次騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオユウシャから1馬身半差の2着となった。
3歳（2000年）
1月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で莅戸高次騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミサトワンステップに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
2月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のマルチアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で莅戸高次騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルアルザンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を挙げた。
3月30日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のティアラカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で莅戸高次騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で莅戸高次騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた8戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山吹特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。
11月23日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦の駒牽特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
12月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の万両特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（2001年）
9月6日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
10月18日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。
11月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で莅戸高次騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったセイリョウスターにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
12月5日、中3週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（2002年）
1月18日、中2週で迎えた16戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
2月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2七イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。
3月12日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
4月5日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2五イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
5月2日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で莅戸高次騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で莅戸高次騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のミルローザに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
6月20日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で莅戸高次騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
7月22日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で莅戸高次騎手（15戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。
7月31日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で莅戸高次騎手（16戦3勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で莅戸高次騎手（17戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
9月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で莅戸高次騎手（18戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
10月10日、中4週で迎えた27戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
11月12日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（19戦3勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた29戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
12月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（20戦3勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したアルトダービーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。
6歳（2003年）
1月4日、中1週で迎えた31戦目は、お年玉特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（21戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
1月24日、中2週で迎えた32戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。
2月17日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3一（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。
8月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。
9月24日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた35戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミスティアを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って久方ぶりに勝利を挙げた。
10月17日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月21日、中4週で迎えた37戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月26日、中4週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。
7歳（2004年）
2月23日、中7週で迎えた39戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。
4月2日、中2週で迎えた41戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったタイメーラリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
5月4日、中4週で迎えた42戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
7月13日、中9週で迎えた43戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。
8月6日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。