エスピットタイム（1996年生、母セントアイドル）
Espit Time
1996.05.18
エスピットタイム（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンシエントタイム（当時12歳）と交配したセントアイドルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は今野 活博。戦績は、地方48戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3四ア。
経歴
デビュー前
宮本康厩舎（大井）へ入厩。
2歳（1998年）
9月11日、デビュー戦は市村誠騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はヤマジュンハーンと並んで6着同着となった。
9月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
3歳（1999年）
1月27日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
2月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
3月16日、中3週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったマツクローバーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
7月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
11月4日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
12月30日、中5週で迎えた10戦目は、溝邉悦代騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサニーエンディンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4歳（2000年）
1月2日、連闘で迎えた11戦目は、5歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝邉悦代騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月21日、中2週で迎えた12戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で溝邉悦代騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。
2月18日、中3週で迎えた13戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝邉悦代騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
2月25日、連闘で迎えた14戦目は、5歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
3月10日、中1週で迎えた15戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は溝邉悦代騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。
3月31日、中2週で迎えた16戦目は、5歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は溝邉悦代騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
5月5日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝邉悦代騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。
5月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で溝邉悦代騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
6月2日、連闘で迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月13日、中1週で迎えた21戦目は、すずらん特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月9日、中7週で迎えた22戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は溝邉悦代騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
12月21日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般C3二アイ（船橋ダート1400m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で溝邉悦代騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
5歳（2001年）
1月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で溝邉悦代騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
2月6日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝邉悦代騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
3月13日、中4週で迎えた27戦目は、一般C3七ウ（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で溝邉悦代騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
4月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
4月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は溝邉悦代騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。
5月31日、中5週で迎えた30戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。
6月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。
7月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。
7月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（13戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。
8月21日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
9月19日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（15戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したブレイブワンを差し切れず、2馬身差の2着となった。
10月11日、中2週で迎えた37戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したケイショウビートを差し切れず、1馬身半差の2着となった。
11月7日、中3週で迎えた38戦目は、一般C3四ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3四イ（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中力騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
6歳（2002年）
1月2日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（16戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
3月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
4月17日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田中力騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のマルゴフラッグに2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
5月7日、中2週で迎えた45戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったブリスベンユーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
7月17日、中9週で迎えた46戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
11月7日、約4か月の休養明けで迎えた47戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
12月3日、中3週で迎えた48戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は田中力騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。