アキノハンテン（1995年生、母ユーワキャンディー）

アキノハンテン（1995年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時16歳）と交配したユーワキャンディーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方28戦8勝2着8回。主な勝ち鞍は2000年の一般C3四。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

8月9日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は550kg。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月6日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた5戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた7戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、4歳D4（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマスコットブーケをクビ差制して初白星を挙げた。

4歳（1999年）

4月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、山寺特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた10戦目は、一般D3ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャラントマックスから半馬身差の2着に敗北した。

5月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般D3イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイスハーケンからアタマ差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスコットブーケから4馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマスコットブーケをアタマ差制して雨中の激戦を制した。

8月17日、中6週で迎えた15戦目は、一般D3ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトバリアントに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

9月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイマリーに1馬身半の差をつけて制した。

9月15日、連闘で迎えた17戦目は、一般D3イ（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイマルゴールドに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーレッドに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般D2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長橋秀樹騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた20戦目は、一般D2イ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で長橋秀樹騎手（13戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウテナから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で長橋秀樹騎手（14戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオーディンから半馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中3週で迎えた22戦目は、一般D1（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で長橋秀樹騎手（15戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2000年）

4月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、一般C3ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で長橋秀樹騎手（16戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトバリアントから1馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で長橋秀樹騎手（17戦6勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリティホクトにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月20日、中1週で迎えた26戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のプリティホクトに1馬身半の差をつけて7勝目を奪取した。

8月14日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサツキアラシ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のドラールアモンに1馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

10月17日、中2週で迎えた30戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。