マスコットブーケ（1995年生、母マルブツグリーン）

マスコットブーケ（1995年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時10歳）と交配したマルブツグリーンが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方33戦8勝2着10回。主な勝ち鞍は1999年の一般D2ハ。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月1日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月19日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた7戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた8戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳D4（上山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキノハンテンからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1999年）

4月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントアケボノから4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、山寺特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた11戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホームテキに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアキノハンテンに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキノハンテンからアタマ差の2着に甘んじた。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホームテキから4馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中5週で迎えた16戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノプリティーからクビ差の2着に甘んじた。

9月15日、連闘で迎えた17戦目は、一般D3ロ（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノプリティーに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般D3イ（上山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウテナから3馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノプリティーに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

10月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサーストングレートに2馬身の差をつけて制した。

10月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般D2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウテナから2馬身半差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカンベガに1馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

11月22日、連闘で迎えた23戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウテナから2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2000年）

4月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般C3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコットンプレゼントから3馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（12戦5勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（14戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（15戦5勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（16戦5勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（17戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイズミに2馬身の差をつけて7勝目を収める

8月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（18戦6勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホーゼアスから4馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（19戦6勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で前野幸一騎手（20戦6勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で前野幸一騎手（21戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノアイジーに2馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

10月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で前野幸一騎手（22戦7勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた38戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた39戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（上山ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた40戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。